恥をかく前に

先のフジＴＶへの抗議デモに対して
巧みに問題のすり替えがかまびすしいですね。

デモの主旨は反韓国ではない。
一外国のみを優遇するフジＴＶの偏向報道と
放送番組内容、そしてその作成に対して
『おいおいそれはやっちゃダメでしょ？』
と訴えていたんだと私は受け取っている。

反韓感情でデモなんかやったら
朝鮮人と同じレベルになっちゃうじゃん。

それが最近、やたらと
フジＴＶを擁護、デモの参加者に対して
さも、差別主義者のような扱い方。
チラ裏では、これも作戦らしいね。
皆さん、乗るなよ？
冷静に行きましょうね。

擁護者たちは一様に同じことを言う。
「韓国番組は安い上にそこそこ面白い」から良いのだと。
ここで私は大きな声で言いたい。
お前らはバカか？
と。
例えば、エミー賞にノミネートされるぐらいの
ドラマを見た事があるのか？
と。

韓国ドラマも面白いものはあろう。
私も『チャングム』は面白いと思った。
昔の日本の少女マンガそのまんまの作品構成は、
勧善懲悪、心清い者が最後は幸せを掴む
的なストーリーは結果が分かっていても面白いものだ。
ちょうど、大岡越前や水戸黄門のそれと似たような物で。
けども、愛とか恋とか兄弟喧嘩とか、
そればっかりだからすぐに飽きる。
最初の５分で全部先が読めるレベルの低さ。
これは日本もまったく同じ。
だから視聴率がどんどん落ちたわけで。

民放を見なくなったからと言って、ＴＶが嫌いと言う事ではない。
私も昔は良くドラマだのアニメを見ていたもの。

我が家でもすでに日本の民放を放棄してだいぶ経つが、
ＴＶを見ていないわけではない。
地デジは放棄。
もっぱらＣＳで外国ドラマを見ている。
これが面白い。
日本物で見るのは『鬼平犯科帳』くらいだ。

●Dr.HOUSE（ドクター・ハウス）シーズン6
天才で人嫌いで皮肉屋でも、
実はすごく優しい世界一の診断を行う医師の話。
ハウスの親友ウイルソンに対する愛情表現や
彼とのコミカルなやりとりがすごく面白いです。

非常に難しい問題も提示して来たり。
例えば、ある国の独裁者が入院して来るのだけど、
彼が帰国後ジェノサイドを行うつもりだと知り、
ハウスの部下がある選択をするんですが・・。
ドラマ制作スタッフは答えを押し付けて来ないんですよね。


●BONES（ボーンズ）シーズン5
『ボーンズ』は法人類学者テンペランス・ブレナンの
ニックネームで、相棒ブース（FBI捜査官）が付けたもの。
まったく世間に疎く、頑固で融通が利かないけど
まっすぐで誠実で優秀でしかも天然。w
正直過ぎて人付き合いが苦手なブレナン博士と、
純度100％のアメリカン・ブースが
超個性的で優秀な仲間と事件を解決して行くストーリー。
そこに個人の問題や物語が同時進行して行くんだけど、
仲間がまた良いんです。
私はホッジンス博士の大ファンです。

●バーン・ノーティス（解雇通告）元スパイの逆襲
突然、解雇されちゃった元スパイのマイケルが
復職を果たすべく、自分を不当解雇した人間を探りつつ
仲間と共に人助けをして行く、と言う話です。
まぁとにかくお人好しの元スパイwと仲間が
毎回披露してくれるスパイの手法が見物です。

※東日本大震災について、
出演者さんたちから被災者さんに向けての
暖かいメッセージもありました。

●聖書の謎
ナショナルジオグラフィック・チャンネルの番組なんですが、
先日見た『テンプル騎士団の謎』は秀逸でした。
他にも『新都市伝説～超常現象を解明せよ！』とか、
『CIA極秘任務：ビンラディンの追跡』などなど
興味をそそられる番組が目白押し。

何が言いたいか？と言うと、
こう言う超面白い番組こそ良い番組であって
ＣＳで見られるくらいだから、
地デジでだって十分採算が合うんじゃないですか？
と、フジＴＶ擁護者に言いたいですわ。
上の番組と、韓国のくだらない恋愛ドラマと
比較してから物言えや！！
とね。

２年くらい前までは、深夜枠でやってたんだけどねえ。
Dr.HOUSEもBONESも。

他にも、いぱーいありますわ。
さすがエンタメの国。
いろいろ画策するのは同じかもしれんけど、
アメリカのドラマ作りはすごいです。