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かれこれ25年前になろうか?
『ASUKA』と言う少女マンガ雑誌が刊行されて、
私は第一号からのファンだった。
ずいぶん長いこと読んでいたが、マンガがコミックと呼ばれるようになり、
出て来る新人さんの絵柄もストーリーもどんどん粗雑になって行って、
そのうち読みたい絵も作家さんも見あたらない号が出て、
それきり読まなくなってしまった。
一番古い付き合いは『りぼん』だったけど。
もう歳がバレているので(笑)書いちゃうけど、全盛期だったかもね。
・陸奥A子
・くらもちふさこ
・一条ゆかり
・田淵由美子
・槇村さとる
・高口里純
今、思い出せるのはこのセンセイたちぐらいかな?
そして、その『ASUKA』の第一号から連載が始まったのが、
「花のあすか組」と言うマンガだった。
今や死語となった(笑)「裏番」ものね。
ただの不良少女たちじゃなくて、武闘派ものさ〜。
主人公のあすかがイジメから立ち直って、裏番のカリスマに成長して行く様が
実にハードボイルドでクールで恰好良かった。
後にアイドルデビュー専用の映画になったけど、
本編はあんなチンケな物じゃない。
あすかの、痛みを代償にして得ていく言葉には凄みがあったし、
イジメ問題や中学生売春が社会問題化していた時期でもあったし、
結構な人気を博していたんじゃなかったかな?
あれからン十年、続編やらないかなぁ?と思っていたら、
一昨年、魚津の書店で『新・花のあすか組』を見つけて
飛び上がるほど嬉しかった。
時代背景・設定が変わっただけで、
物語は完結した直後からスタートしていた。
絵柄が変わってしまって、がっかりした部分も大きかったけど、
ストーリーの展開が面白かったので楽しみに読んでいた。
そうしたら数ヶ月前のこと、
「○○号から『新花のあすか組』はNet掲載(無料)になります。」
と言う予告が出た。
作家さんのBlogを見たら、
結局、売り上げに尽力していない作品の切り捨てと言う事らしかった。
まぁそれでも、続きが読めれば良いと思っていたのだが、
通常の雑誌と違ってNetにはいつ掲載されるのか、毎回未定だと言うのだ。
もうこれにはなんちゅーか・・。
それでも、それでも我慢して読んでいた。
いずれコミックになって出るから、それを買うのも楽しみだったし。
ところが、突然これも打ち切りになってしまった。
作家さんのBlogで知ったのだが、いきなりだったらしい。
作家さんも相当頭に来ていたみたいだけど、作家さんも作家さんで
我々ファンに教えなくて良い事まで書いていた。
「最近ちょっと乗って来たかなと思われるも風前の灯火
Web連載なんてそんなもんですよ」
なんぢゃそら。
今までは惰性で描いてたんかい!!
ご本人は
「決して惰性で描いてたわけでは・・」
とのたまうが、嘘でも
「自信作だった」
とか、前向きに書くべきだろう。
腹立ったなぁ。
と言うことで、未完のまま尻切トンボ的に終わってしまったよ。
出版社も出版社だが、作家さんも似たようなもんだ。
ファンの心を踏みにじると言う点で。
本が売れないと良く聞く。
当たり前だ。
面白い小説がないんだもの。
Netが普及したおかげで、雑誌だけの傾向ではないが、
何でもパッと売れてパッと消えて行くようになってしまった。
読みたい時プチッと電源を入れてアクセスして、
飽きたらまたプチッと消すことが出来る。
この安易さが、我慢して待つと言う間合い、時間を失くしてしまった。
みんなどんどんバカになる。
小説も、読みやすくて分かりやすい物しか売れなくなって来た。
ケータイ小説なんて、『小説』じゃないからね。
簡単に『死』をテーマに入れてくる作品の、いかに多いことか、
映画やテレビを観ていてもわかる。
涙の値段もずいぶん安くなったもんだよ。
間合い、無駄な時間と言うものがどれだけ大切であったか、
それを知っている我々世代はまだ幸せだ。
パソコンが登場してケータイが世間を席巻してから、
人間の感情機能も思考能力も一気に劣化してしまった。
大変だぞ。
これからの世代は。
『ASUKA』と言う少女マンガ雑誌が刊行されて、
私は第一号からのファンだった。
ずいぶん長いこと読んでいたが、マンガがコミックと呼ばれるようになり、
出て来る新人さんの絵柄もストーリーもどんどん粗雑になって行って、
そのうち読みたい絵も作家さんも見あたらない号が出て、
それきり読まなくなってしまった。
一番古い付き合いは『りぼん』だったけど。
もう歳がバレているので(笑)書いちゃうけど、全盛期だったかもね。
・陸奥A子
・くらもちふさこ
・一条ゆかり
・田淵由美子
・槇村さとる
・高口里純
今、思い出せるのはこのセンセイたちぐらいかな?
そして、その『ASUKA』の第一号から連載が始まったのが、
「花のあすか組」と言うマンガだった。
今や死語となった(笑)「裏番」ものね。
ただの不良少女たちじゃなくて、武闘派ものさ〜。
主人公のあすかがイジメから立ち直って、裏番のカリスマに成長して行く様が
実にハードボイルドでクールで恰好良かった。
後にアイドルデビュー専用の映画になったけど、
本編はあんなチンケな物じゃない。
あすかの、痛みを代償にして得ていく言葉には凄みがあったし、
イジメ問題や中学生売春が社会問題化していた時期でもあったし、
結構な人気を博していたんじゃなかったかな?
あれからン十年、続編やらないかなぁ?と思っていたら、
一昨年、魚津の書店で『新・花のあすか組』を見つけて
飛び上がるほど嬉しかった。
時代背景・設定が変わっただけで、
物語は完結した直後からスタートしていた。
絵柄が変わってしまって、がっかりした部分も大きかったけど、
ストーリーの展開が面白かったので楽しみに読んでいた。
そうしたら数ヶ月前のこと、
「○○号から『新花のあすか組』はNet掲載(無料)になります。」
と言う予告が出た。
作家さんのBlogを見たら、
結局、売り上げに尽力していない作品の切り捨てと言う事らしかった。
まぁそれでも、続きが読めれば良いと思っていたのだが、
通常の雑誌と違ってNetにはいつ掲載されるのか、毎回未定だと言うのだ。
もうこれにはなんちゅーか・・。
それでも、それでも我慢して読んでいた。
いずれコミックになって出るから、それを買うのも楽しみだったし。
ところが、突然これも打ち切りになってしまった。
作家さんのBlogで知ったのだが、いきなりだったらしい。
作家さんも相当頭に来ていたみたいだけど、作家さんも作家さんで
我々ファンに教えなくて良い事まで書いていた。
「最近ちょっと乗って来たかなと思われるも風前の灯火
Web連載なんてそんなもんですよ」
なんぢゃそら。
今までは惰性で描いてたんかい!!
ご本人は
「決して惰性で描いてたわけでは・・」
とのたまうが、嘘でも
「自信作だった」
とか、前向きに書くべきだろう。
腹立ったなぁ。
と言うことで、未完のまま尻切トンボ的に終わってしまったよ。
出版社も出版社だが、作家さんも似たようなもんだ。
ファンの心を踏みにじると言う点で。
本が売れないと良く聞く。
当たり前だ。
面白い小説がないんだもの。
Netが普及したおかげで、雑誌だけの傾向ではないが、
何でもパッと売れてパッと消えて行くようになってしまった。
読みたい時プチッと電源を入れてアクセスして、
飽きたらまたプチッと消すことが出来る。
この安易さが、我慢して待つと言う間合い、時間を失くしてしまった。
みんなどんどんバカになる。
小説も、読みやすくて分かりやすい物しか売れなくなって来た。
ケータイ小説なんて、『小説』じゃないからね。
簡単に『死』をテーマに入れてくる作品の、いかに多いことか、
映画やテレビを観ていてもわかる。
涙の値段もずいぶん安くなったもんだよ。
間合い、無駄な時間と言うものがどれだけ大切であったか、
それを知っている我々世代はまだ幸せだ。
パソコンが登場してケータイが世間を席巻してから、
人間の感情機能も思考能力も一気に劣化してしまった。
大変だぞ。
これからの世代は。
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