劣化の原因はケガレ

日本が凄まじい勢いで劣化している。
劣化は避けられない事としても、あまりに酷い。
その原因はケガレにある。

【伊勢神宮：忌火屋殿前の祓所】


返す返すも悔しいことだ。
日本は戦争に負けた事がどうの・・・ではなく、
戦後の処置を誤った。
完全に間違えた。
【日本が好きなだけなんだよ】さんに詳しく書かれているが、
アメリカ様の思想操作が明らかになったわけだが、
脱却するには、問題は複雑に絡みに絡んで
日本は身動きできない状態に追い込まれてしまった。

家の掃除を怠れば、そこには埃が溜まり塵が積もり、
壁にはカビが生え、生ものでも落ちていれば蛆が湧く。
今の日本も同じだ。
昔の女性は、月のモノの時は煮炊きを避け、人を避け
極端な時代は隔離された小屋に隠れた。
少し前の女性でも、
汚れた洗濯物を太陽の光に直接当てる事を避けたそうだ。
その時期は梅干しの壺、お漬け物の樽にも手を入れなかった。
必ず痛むからだ。
梅干しに黴が生えると凶事の兆しと言われたが、
それは事実だった。

戦後、日教組が台頭して天皇制を否定し、
男女平等を説き、女性の地位向上を訴えた。
それは悪いことでも間違ってもいないが、
根っこの理論が真実を無視しているから、育った木も曲がってしまった。
『慎み』を、古い男尊女卑思想の置きみやげだと嗤い、
土俵に女性が上って何が悪いと叫び出す。
おそろしいことだ。

穢れた手で煮炊きをする。
ケガレは女性の手を介して家族の口に入る。
神々が最も嫌う火のケガレはこうやって蔓延し、蓄積される。
霊的な事象を非科学的的だと嗤う人ほど、ケガレを拡散する。
こうやって日本人は穢れていく。
穢れは劣化を引き起こす。
お掃除しない家と同じ。

穢れには魔が住み着く。
だから反日が増えるのだ。
魔にとって、今の日本はよほど住みやすくなった事だろう。
昔の日本はこうではなかった。
魔は人に憑いて凶悪事件を引き起こす。
殺人事件が毎日起こる。
しかも、子供達が加害者で被害者にまでなっている。
声高に嗤う妖魔の声が聞こえるようだ。

この状況を喝破するためには、払うしか術はない。
まず、私がやること。
たった一人の真摯な祓いは、家族友人知人にまで及ぶ。
湖に小石を投げるがごとく。
小さな石でも広がる波紋は湖岸に達する。
・・・と信じて。