宿り木

ここしばらく寝る前に、『神道辞典』を読んでいて。
昨夜は
「天照大御神は太陽を神格化したもの」
と書かれていてガックリ............orz。
でもまぁ、いろ〜〜んな神道系宗教団体の様子が分かって
これはこれで勉強になった。

・・・しかし、ほんとに多いね。
・啓示を受けた。
・太陽を飲み込んだ。(何処かの首相夫人みたいだね。ｗ)
・「神さまの使いだと言われた。」
・光に包まれて云々。
・重い病気が治って云々。
などなど、ピカピカ系の教祖は、皆似たような事象の体験者。
教団は教祖の神秘体験で始まってる。

中には、信者さんから一切会費の徴収をしない、
と言う見上げた教祖さんもいらした。
皮肉なもので、こう言う教団ほど教祖が亡くなると
教団が弱小化していくみたいね。
教祖の圧倒的なカリスマ性で持ってた、と言うことなのかな。
全部がまゆつば・・とは思わないけど、
教団の成り立ちや歴史を読むと、どうも自己申告制のようで
スキッと信じる気にはなれないものも多かったなぁ。

そう言えば、昔、幼なじみの家が創価学会で、
友だちのおとっつぁんに
「お釈迦様は腐った豚肉食べて、腹壊して死んだんだよ？」
「日蓮さんは釈迦を超えた」
そんな話をされたなぁ。
私は納得しなかった。
どうしても学会の理念に、違和感と不快感が取れなかった。

創価学会は仏陀を越えた教えなんだそうだ。
仏陀より日蓮さんの方が上。
ふ〜ん？
でも、元々日蓮さんの教えは仏教から出てんだよね？
仏教が基本なら、どう頑張っても仏陀を越える事は不可能だよ。
宿り木は宿り木。
どんなに生い茂っても、本体そのものを越える事は出来ない。
本体あっての宿り木。

・・・理解出来ないと思うけど。