何が違うのか

今日も自分語り。

人の健康に関する仕事をしている。
もう５年目を数か月も過ぎた。
我ながらよく踏ん張ってるなぁと感心もする。
だって上司が精神障碍者だからね。

辞めるに辞められない。
なぜなら、
私の仕事をすごく好んでくれるお客さんがいて
電話で予約指名をして来たり、
わざわざ店に来て私のシフトを聞きに来たりする。
最初は２～３人だったが、今や50名を越える。

たまたま「うまく行った」「相性が良い」とか
その程度だと考えていたから
「このお客さん、大げさだなぁ。何かこだわりがあるのかな？」
とか、あまり気にもかけていなかったし、
そもそも上司を始め、みんな下手すぎるのよ、
くらいに考えてた。

ところが、ポツリポツリとお客さんの感想が聞こえて来た。
メンテナンスが終わる頃、
「う～ん。やっぱり違うんだよねえ。なんだろう？
同じ事をやって貰ってるんだろうけど、全然違う」
とおっしゃる。
私は内心「え？そうなの？」怪訝に思いつつ、
「やっぱ愛かな」とおちゃらけると
「うんそう思う」と答えた方もおられたり。

自分はあくまでも普通。普通にやっている。
違うとしたら責任感。
かなぁ？と。

また嬉しいことに、
お客さんの連れて来る小さな子供たちが
すごくなついてくれるのだ。
私を見つけるとダッシュで走って来る男の子や
お母さんの後ろから恥ずかしそうに顔を覗かせて来る女の子や。
もう本当にかわいい。

なんでこんなに好かれるかと言うと、理由は簡単。
本気で遊ぶから。
本気で普通の言葉で話しかけるから。
子供は大人が思うよりずっと理解している。
だから同じ目線で付き合ってくれるんだろう。
親を待ってる間、暇だしな。

お客さんが店長に
「ほかの人と違うんですよねえ。何かあるんでしょうねえ」
って言ったら店長
「いや年取るとどんな子供でも可愛いもんなんですようんたらかんたら」
と、嫉妬からいらん事を言ってムッとされてたなぁ。ｗ

私は他の人と違う。
たぶんきっとそうなんでしょう。
それが良い意味であるよう努力しないとなぁ。