神棚

常々、神棚と言うのはたぶん、最小の神社、鎮守の杜なんだな？
・・・と考えていたが、どうやら本当みたいです。

これは、ある偉大な道士の著書で読んだのですが、
例え、どんなに簡素で粗末な神棚に見えても、
祈る人相応の徳や信仰の篤さによっては、
幽界に一区の社殿として応現され、気道さえ開通される事があるそうです。

また、一軒の家に複数の祭壇を設けるのはよろしくないとのこと。
ただし、祖霊舎や仏壇を別に設けるのは、これは別格なので問題なし。
（別格の意味は神棚より下位と言う意味）

親が仏教、本人が神道であれば、
神棚、祖霊舎、仏壇の３つで問題なし。

新興宗教、仏教、他宗教と、複数に同格の祭壇を持つのは御法度。
気線がこんがらがってよろしくない不祥事が起こりやすい。

一つの神棚にお宮を三社設けて複数の神々を祭祀するのは良し。
神棚をあちこちに設置するのは不可。

自営業などの、家と営業する場所が同じ屋内にある場合は、
家と事務所それぞれに神棚を設置するのは良し。

また、頂く神札によっては、祭祀場所が神棚に限らない場合もあり
（竈の神はお台所など）
そう言う場合は神棚合祀に拘らずとも、それぞれの祭祀式に任せる。