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しまねこです。天皇陛下と皇室の存続と繁栄を一番に願う者ですが、しばし政治ネタはお休み。縁の下の力持ちになる方法を探って行こうと思います。
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前項の続きです。

もう一つ心に残った話、『グリン様の通り道』です。

むかし、むかし、信州遠山郷下栗の峠に夫婦者が住んでいた。
まいとし一回、北の方へ抜けて行くグリン様が通る時には、
夫の方は顔なじみになっていて、
何やら話を交わして行くのが習わしになっていた。
だが、その日は、あいにくなことに、夫は一里半ばかり下の街道宿まで
用足しに出ていって留守だった。
夫の返事の代わりに、留守居をしていた女房は、戸口へ出て来た。
「よくおいでくださいました。亭主は留守で・・・、
おっつけもどる時刻ですで・・・・、どうぞ休んでください・・・」
と、あわてて、一所懸命に額をかまちにすりつけて挨拶した。
その顔を少し上げ、おそるおそる客の顔を見上げた途端、
客の赤い大鼻が、一段とグーッと赤らむと、嵐が落ちてくるような大声!
「コラーァッ、月くさい身でェッ、この私に口をきいたなァッ」


女房は殺されてしまったそうですが、それなら、
なぜこの話が伝わったのか?怪しいことでもありますが・・・、
この話の興味深いところは、月くさい身と言う所です。
これはもう、すばり、女性の月のモノのことだと思われます。
神々は穢れた血の匂いをことのほかお嫌いになると言いますから、
女房はたまたまその日、そう言う状態だったのかもしれないですね。
それとも、ケガレを持つ身そのものをお嫌いになったのか、は分かりませんが、
真に興味深い話だと思いました。

あ、グリン様がなにものでいらっしゃるか?
は、書いてなかったです。

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