この世と異界

猫缶を買い出しに行って、足の痛みに撃沈。
午後は大人しく横になることにした。
ふと気づくと、別の病気が再発していた。
用心のためにお薬を買っておいで大正解。
・・・は良かったんだけど、今度はその副作用でだるだる。
痛いのとだるだるで寝込んだ。
カラッとしていて大いに助かった。
来年こそ、来年こそエアコン付けるぞー！
貧乏のバカーーっ！！（涙目）



トロトロしながら小堺くんの番組を付けたら、
夏には欠かせない稲川さんが出ていた。
恒例の『怖い話』を短いバージョンをサービスしてくれた。
怖いと言っても、お化けの話ではなかった。

通りすがりに、通りすがりの他人を殺すと言う事件があった。
どの事件かは教えられないと言う。
警察が加害者、被害者さんの身元を調べると意外なことが分かった。
加害者のおじいさんは、被害者さんのおじいさんに殺されていた事が分かった。
巡る悪因果の見本みたいな話だった。
警察が「これは公表出来ません」と言うことで、
マスコミも知ってはいるが記事にはしなかったそうだ。



警察が黙殺する『事件』と言うのは結構あって、例えば交通事故の原因。
事故を起こしてしまった人に事情を訊くと
「お化けが追いかけて来た！」とか
「ぶつかって来た！」
そう言う話は多いそうだ。
だが、そのまま書くわけには行かないので
「これは小動物の飛び出しと書いておきますが、よろしいですね」
警察はそう言うそうだ。
また、スピード違反を取り締まるカメラがあるじゃないですか？
名前、忘れちゃったけど、明らかにスピード違反を起こしている車と
運転者さんが写ってはいても、違反を問えない場合があるらしい。
そこに、写ってはならないモノが写っている場合があるとのこと。
つまり、証拠写真として出すわけには行かないし、
スピードを出さざるを得ない運転者さんの事情も分かるので、
違反切符も切れないんだそうだ。

『不思議話』を読んでいると、この世の住人は人間だけではないこと、
実にさまざまな生き物が存在していて、
彼らには彼らの世界があるんだと言う事を、思い知らされる。
人間は勝手に土地を切り刻んでお金でやり取りしているけれど、
それって本当は傲慢な事なんだなと、恥ずかしい気持ちがした。

山へ入る時は山の神さまに、海で遊ぶ時は海の神さまに、
ちゃんと挨拶するんだよ。
森も川も同じ。
入っては行けないと言われたら、決してそこには近づかないこと。
心霊スポットなんて、絶対行くんじゃないぞ！！
神さまの方でも、守る『境界線』があるらしいです。
異形のモノ、異界のモノもまた、生きる権利があるんだね。

怖くないように、スイーツを載っけておきました。（笑）