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しまねこです。天皇陛下と皇室の存続と繁栄を一番に願う者ですが、しばし政治ネタはお休み。縁の下の力持ちになる方法を探って行こうと思います。
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『黒部の山賊』は面白かった。
『山のミステリー』を読んでいたこともあって、
山や登山者にまつわる怪談話が多いのかな?と思っていたが、
そういう視点の本ではなかった。

山賊とは、いわゆる猟師さんのことで、
ここに登場してくる猟師さんたちはプロ以上。
・・・と言うのは、能力も高いが反面癖も強くて、
野放図に山で生きるしか、彼らには選択肢が無かったように思えた。
それでも、大変魅力的な仲間たちである。


ウサギの食べ方なんぞは、さすがに二度と読みたくないがw
彼らの人生は深く暖かい山の懐にいつも抱かれていて、
敵であった筈の獣たちでさえ、彼らを認めていたような、
ある意味、崇高ささえ感じた。
そこまでやるなら、一緒に生きよう。
山が彼らにそう言ってる気がした。

山での怪異、例えばタヌキに怪音(著者は擬音と言っている)で
散々驚かされた話、熊に抱きつかれた話、
カワウソの話、蛇が岩魚を釣ろうとして逆に食べられてしまった話、
山で「オーイ」と呼ばれたら、返事をしてはいけない。
返事をする時は「ヤッホー!」と返す等々、
山でのタブーも興味深いものがあった。

わしは山は好きだが登山は苦手だ。
絶景を見れば気も変わると言われたが、
わしだって、ピレネーの端っこを越えた事もある。
目の前を雲(実際は霧)が流れて行った時の感動は
今も生々しく残ってはおるが、しんどい方が先に勝っちゃうw
やっぱりこう言うのは、好きずきだねw
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