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しまねこです。天皇陛下と皇室の存続と繁栄を一番に願う者ですが、しばし政治ネタはお休み。縁の下の力持ちになる方法を探って行こうと思います。
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若い頃は、「戦争の悲惨さを語り継ぐ」ことの意義が
私にはよく分からなかった。
いつまでも「戦争」に拘らなくても良いんじゃないか?
もう戦争なんて起きないよ。
とも。
けれど、『戦争』がどんなものであったかを語り継ぐ事は、
決してセンチメンタルで稚拙な反戦運動に繋がる訳でもなく、
逆に戦争を美化して「自分の先祖は悪くない!」などと、
偏った愛国心を煽るものと、言うことでもない。
この歳になって、やっと分かった気がする。



『あの映画では、マグロのように海岸によこたわる
戦死者の遺体が強調されており、
それを観て涙をながす観客は多いだろう。
だが、戦後の現在、かつて地下壕や海辺にうちすてられ
二万人の日本兵の遺体が米軍のブルトーザーによって踏みつぶされ、
アスファルトで掩おわれ滑走路となった地下で、
無念の涙をながしていることを嘆く人もまた多いだろう。
   『父親たちの星条旗』レビュー:塩野七生氏』

『下川 榮一のホームページ』さんより

硫黄島では今も、日本兵・米兵を問わない幽霊談が伝わって来る。
不思議に思っていた。
なぜ、御柱になられた御霊がお化けに出るのか?

だけど、硫黄島の写真集や映画・『父親たちの星条旗』の
レビューを読んでみて、なるほど、と思うようになった。
二万人の日本兵の遺体が
米軍のブルトーザーによって踏みつぶされ、

これは酷いよ。
いくらなんでも。

自衛隊の皆さんは、硫黄島へ行く時は
必ずご供養にお酒やタバコを持参すると聞いた。
また離島する時は、靴底の砂を綺麗に払って来るそうだ。
でないと、後でとっても怖い目に遭うから。

硫黄島は、島その物が御霊の鎮まる場所であり墓であるのだな。
しかもいまだに遺骨の収集は終わっていない。
硫黄島の砂や土は、御遺骨そのものなのだ。

敵をやっつけるなり、味方を護るなりの
何か成し遂げられての死であれば、
まだ死ぬにしても納得できたかもしれない。
でも、ほとんどの兵隊さんは、無念の死を遂げていらっしゃる筈。
苦しみも、いつか国のために死ぬのだ!と耐えて来たのに、
敵艦にただ撃ち落とされて海に沈んだ特攻隊員さんも同じ。

いくら靖国に祀られても、天照大御神の御許に召されても
悔しい気持ちが存念となって、残っておられるのかもしれない。
それらは『霊』ですらなくて、存念が霊の形となった物かもしれない。

平成6年、天皇皇后両陛下が硫黄島をご訪問なさってから、
お化け事件が激減したと聞いた。
おさすがです。
もちろん、霊と化してしまった存念も、
天皇陛下のご供養が嬉しかったんだね。
そして天皇陛下と言う存在その物の、
祓いのお力も大変なものだったんだろうな・・と思った。
とまれ、まだまだ存念は残るだろう。
友愛の心でもって、日米の区別なく、
1日も早く、全部のご遺体を見つけて貰いたい。
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