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しまねこです。天皇陛下と皇室の存続と繁栄を一番に願う者ですが、しばし政治ネタはお休み。縁の下の力持ちになる方法を探って行こうと思います。
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ちょっと面白い事がありました。
今日、バイト先でお客さんに商品を紹介するのに
「新聞取ってますか?」
と言う質問をしたのだけど、これが・・・
全滅だったの。www
全員50歳以上。
しかも一人二人じゃないんだよ?
笑ったわ。
「ニュースはネットで見られるしね。」
はっきりそうおっしゃった方も。
新聞読まなくなったのは、大人なんだね。

・・・と言う事は、TVニュースがどう言うものか?
も、分かってる人が増えていると言う事かと。

それはそうと、
今月の『くららじ』は最高に面白かったですね。w
「おい!与謝野!!」
声を出して笑いましたよ。

まだの方、どぞ。



さて。
今日は神様の話をしましょうか。
シャブ壱さんちに面白い記事が載ってたので。

震災の後、私は、研究室の学生と東北に行き、被災地の神社を巡りました。そして、祭神、祀られている神様によって被災状況はどう違うかを調べ、論文にまとめました。これは仮説として考えていたことですが、実際調べてみるとするとびっくりする事実が判明しました。スサノオを祭った社は、どこも津波の被害を受けてないんですよ。

池上:不思議ですねえ。なぜですか。

桑子:それは、スサノオを祀るというのがどういうことなのかを考えるとわかります。スサノオは、ヤマタノオロチ伝説で有名ですが、わたしは、これを斐伊川の治水の象徴と考えています。

 治水をするということは洪水から人びとをまもることです。洪水になると被災した地域には感染症が発生しますから、洪水の被害だけではないですね。実際、スサノオは治水だけではなく、オロチから救ったクシナダヒメと結婚しますので、国づくりの神様、さらに、災害から発生する感染症をはじめとする病気から人びとを守る神様として信仰されてきました。

 つまり、スサノオは人びとを災害や病気から守る神様、「無病息災」の神様です。たとえば、京都に八坂神社がありますね。そこのお祭り、祇園祭は、無病息災を祈るためのものなんです。

池上:なるほど。

桑子:スサノオは、災いを防ぐこともできるし、災いを起こすこともできる。これは日本の神様にみな共通のことで、両面の力を持っているんです。さらにいうと、スサノオは、洪水や水害を起こすこともできるし、防ぐこともできる。

 スサノオを祭った社は、だいたい高いところにあるんです。洪水が押し寄せても、津波が来ても、その社の下、ぎりぎりのところで止まるようなところ、そこに逃げれば助かるというロケーションに立地しているんです。


研究者によっては、スサノオノミコトを
悪神のごとく扱う方がおられるけども、
そんな事は無い。
なんたって、イザナギノミコト自ら
「三貴神」と称えたくらいの神様ですからね。
(天照大神、月読命、須佐之男命)

そして、大事な事は、三貴神ではあるけれど、
スサノオノミコトと月読命は同じ神様だと言う事です。
神々はお仕事によってお名前が変わったり、
分神として、別の神様になったりもします。
また、お名前に当てられる漢字が違ったりする事にも、
同じような意味があるようです。



高天原は天照大神が、
月読命は夜之食国を、
スサノオノミコトは海原を治めよ、
とイザナギノミコトはおっしゃったわけです。

長くなるので端折って書きますが、
高天原が陽の位置である対極に
夜之食国と海原(陰)がある。

となれば、夜之食国と海原とはどこの事か?
夜之食国とは死後の世界であり、
海原は残り、この現界と言う事になる。
つまり、高天原以外の界は、
すべてスサノオノミコトが治めておられる事になる。

とは言え、スサノオノミコト一柱が全てを司る訳ではなく、
大神の補佐として多くの神々がおられ、
国津神もまた、その神々の中におられるわけです。

その秩序の中に於いて『日本』は、
その国名のごとく、日ノ本、高天原のおひざ元にある。
だから天皇がおわす特殊な国、
つまり、高天原直轄の国なんですね。
だからたくさん神様がおられる。
日本が神州と呼ばれる所以はここにある。

話を元に戻すと、
スサノオノミコトがいかに強大な神か
ご納得いただけたかと思う。

また、その多彩な力を示すように
スサノオノミコトは別名がたくさんあって、
京都の祇園祭(八坂神社)は牛頭天王を祀るお祭りですが、
疫病の流行から民を守るために、
無病息災を祈念して始まったと言う事ですが、
ここでピン!と来た方は素晴らしいです。
そうです。蘇民将来の伝承から来てるんですね。
つまり、牛頭天王とはスサノオノミコトの事だと思います。

(余談ですが、興味深い事として
世界各地に『牛』の角を持つ異形の者を描いた
遺跡がたくさん残っています。
 この話はまた別の機会に)

エライ方々のご意見や、自分で研究してみて分かった事ですが、
スサノオノミコトと言う神様は、実に複雑なお方のようです。
豪放磊落で暴れん坊のイメージが一般的かもしれないですが、
私に言わせると、こんなに繊細でしかも一本気で情熱的で、
そして情の深い神様は他におられない気がします。
ゆえに複雑で大変気難しくもあられる。

スサノオノミコトが高天原を追われる姿は悲惨ですよ。
これは古事記ではなく、日本書紀に書かれていますが、
爪まで抜かれ、雨の中を宿を乞うのですが、
すべての神々に追い払われちゃうんです。

それでも、みそぎを終えたスサノオノミコトは
再度高天原を目指します。
無礼を働いた姉神に許しを乞うために。

たぶんこの大神の目に適った人物がいたら
エライ苦労をさせられるでしょうけども、
反面、溺愛されるでしょうね。w
どうもそんな気がします。

一柱の神について学んで行くと、他の神々の事も分かって来ます。
特に日本の神々の世界を調べて行くと
世界の神々、宗教の事もいろいろ分かって来て面白いです。

私は思い立ったらそのままここに書いてしまうのですが、
いつかちゃんと文章を練りながら、
本と言う形に出来たらいいな?と夢見ています。
電子Bookと言う手もありますものね。














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