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しまねこです。天皇陛下と皇室の存続と繁栄を一番に願う者ですが、しばし政治ネタはお休み。縁の下の力持ちになる方法を探って行こうと思います。
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いつも古事記ばかりなので、
今日は日本書紀のさわりを少しだけ。

古、天地未だ別れず、陰陽分かれざる時、
(いにしえ、あめつちいまだわかれず、めをわかれざるとき、)

渾沌たること鶏子の如く、くぐもりてきざし含めり。
(まろがれたること とりのこのごとく、くぐもりてきざしふくめり。)

其の清み陽なる者は、たなびきて天と為り、
(そのすみあきらかなるものは、たなびきてあめとなり、)

重く濁れる者は、つづきて地と為るに及びて、
(おもくにごれるものは、つづきてつちとなるにおよびて、)

精しく妙なるが合へるは搏ぎ易く、
(くわしくたえなるがあえるはおうぎやすく、)

重く濁れるが凝りたるはかたまり難し。
(おもくにごれるがこりたるはかたまりがたし)

故れ、天先づ成りて、地後に定まる。
(かれ、あめまずなりて、つちのちにさだまる。)

然して後、神聖其の中に生れます。
(しかしてのち、かみそのなかにあれます。)


『鶏子の如く』ってなんだろう?って思ってましたが、
たぶん卵の事かしら。
白身と黄身がちょっと混ざった感じの事かしら。

しかしそれにしても、日本語のなんと美しいことか。
天地開闢の壮大な光景が目の前に浮かんで来る。

重く濁った物はすぐに固まりやすいが、
繊細で淡い物は分散しやすくて頼りない。
これまた深い言葉ですね。
人は皆、その淡くて頼りないものをいかに
強くたくましく育てねばならないか。
それとなく、教えが表現されているんですねえ。

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