来ない終末

人間は大昔から『終末思想』が大好きである。
この世の終わりを提示する宗教の、なんと多いことか・・・。
また、『唯一の神』も大好きであるな。
自分んとこの神さまが一番エライと思いたいのは、万国共通。
だから戦争がくり返される。
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教が奉ずる神さまは同じなのに、見よ、この有様を。
神の子が生まれた筈のイスラエルでは、２千年以上も戦争が終わらない。
ありがたいことに、我々の国におわす神々は、
我々にドグマ（教義）を残さなかった。
故に、人々の勝手な解釈に悩まされる事がない。
大らかに、海も山も神さま。
それで良い。
偏狭に走るより、ずっと良い。

これはとっても簡単な話なのだけど、神々が終末を語るなぞあり得ない。
救世主の再臨を謳うのもおかしい。
本当の『預言の書』は別にあるかもしれない。
もしあったとしても、然るべき方達が、命を掛けて守り続ける筈だし、
時期が来ない限り、表に出る事はない。
何方かが出そうと試みても、目の前で燃えてしまうだろう。
『秘事』と言うのは真に秘で、インターネットに良く出てくる最高機密とか、
極秘情報とか、ああ言うまがい物とはまったく次元が違う。

大げさに叫ぶ者には注意して。
派手なパフォーマンスは毒キノコと思って差し支えない。
TVでやる霊能ショーはエンタメだと考えて間違いない。
Netや動画に出てくるパフォーマーにも要注意。
神職さんのやることだから・・これも間違い。
清貧を怖れ、小遣い稼ぎに忙しい神職さんも多いからね。
日本の神々は自然神だ、などと平気で公言する人もいる。
自然神ってなんなん？
古事記を通読していない証拠だ。
中には、無神論者の神職さんもいるそうだよ。
神社と言う会社に勤めている、会社員なんだね。きっと。