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しまねこです。天皇陛下と皇室の存続と繁栄を一番に願う者ですが、しばし政治ネタはお休み。縁の下の力持ちになる方法を探って行こうと思います。
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山で起こった事件を調べているうちに、
御巣鷹山の日航機墜落事件が出て来て。
一度この事件のノンフィクション物を読んでみたいと
考えていたのだけれど、図書館ではいつも貸し出し中で。
図書館サイトで検索したら、よその図書館に在庫があった。
さっそく予約。昨日借り出して来た。


ある程度覚悟はしていたが、想像を絶する悲惨さ・・。
転載しようか迷ったんだけど、一部だけご紹介する。


『長い髪の毛に顔の片側部分の皮だけが
ついている遺体があった。
看護士は髪を洗い、櫛でとかし、顔の皮膚を
裏側から手を添え、ガーゼを用いて
和紙に付着した汚れでも落とすようにそっと拭く。
強く拭くと表皮が破れてしまうからだ。
ファンデーションで化粧をほどこし、
三分の一ほど残っている口唇に薄く紅をさした。

脱出してまったく無くなってしまった頭部、顔面を
医師が紙や綿を詰めて復顔すると、片方のまゆげ、眼、
それに耳介(じかい)がはっきり現れた。
看護士がその部分を丁寧に包帯で包む。
二十代後半の女性であった。

同じ年頃の子供でもいるのだろうか、ほとんど完全体の、
二歳くらいの女の子(の遺体)を
優しく拭いてやっていた看護婦が、突然子供(の遺体)を
抱きかかえ、その顔に頬ずりし、やさしく何度も
背中をさすっている。
「ありがとうございます。そんなにまでしていただいて・・」
看護士の仕草を見ていた遺族の1人が、
あふれる涙をそのままに、その看護士に向かって、
深く頭を下げ、その場を離れていった。
子供の遺体に関係のない遺族であった。』

マスコミから遺体の盗撮を防ぐために、
窓もドアも締め切った真夏の体育館は40度を超し、
耐えられない異臭は隅々まで満ち、
防御服とゴム手袋姿の医師、警察官、看護士たちは
ひどい吐き気と眠気と戦いながら、ほとんど寝ずの作業。
そして、信じられない遺体の惨状・・。

墜落寸前まで、乗客の安全を確保するために
アナウンスを続けた客室乗務員。
そして、山の中まで奇蹟のコントロール飛行を続けた
機長さんたち・・・。


あの事件は、本当にいったい何だったんでしょうね。





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