たくわんに見たあの国の「日本」

今、韓国ドラマを観てるんだけど、
と言うのは、冬ソナが流行っていた頃、
たまたまNHKで四季シリーズなるものの１編の
事もあろうに最終回を観ちゃってな。
ドラマの中に出て来た小物（キィワードな小物）が何なのか？
ずっとずっと気になって気になってて。

で、動画がスムーズに見られるようになったので
ザザッと観てたら。

少し前に、韓国語の「ありがとうございます。」
つまり、「カムサハムニダ」のカムサは
「感謝」から来てると言う話をどこかで聞いて
えっ？！そーなの？知らんかったーっ！
とびっくりしたわけだが、
そう思って韓国ドラマを観てみたら、
いやはや、あるわあるわ。＞日本語

記憶、道理、先生、あと何だっけな？
とにかくいぱーいあるのね。
「いや、そもそも漢字は支那じゃん？」とおっしゃるかもしれんが、
そうでも無いんだよね。
日本で作られて中国（支那ではなく）に逆輸入された漢字って
いっぱいあるんですよね。

話は韓国語（ハングル）に戻るけど、
たとえば「先生」は中国語では「老師」じゃなかったかな？

なるほど。
正しい歴史を教えられないから、
漢字を抹殺しようとしたってのはこの事なのね。(。-`ω-)ンー
話だけでなく、実際にハングルを聞いてみるとよくよく実感。

それから、日本文化もいぱーい伝播してますよね。
病院の様子、看護婦さんのスタイル、学校、
食べ物まで、日本から伝わったとすぐに分かるものが多い。
なんだっけ？たくわん、鯛焼き、海苔巻きもあったな。

日本を否定すると言う事が、
自分の国の文化を否定すると言う事だと、
分かってても受け入れられないんだね。

韓国ドラマは２～３本しか知らないけど、面白い物は面白いです。
最初に「こうあるべき」と言う理念があって
常にそれを最優先に持って来て作ってあるです。
貧しいけど、心は綺麗でかわいらし女の子がいて
お金持ちでちょっとひねくれた、でも本当は良いヤツ的な男性がいて
「彼らは困難を乗り越えて絶対に結ばれなくてはならない」
これがドラマに貫かれている信念。
そして視聴者のリクエストにも応えねばならならい。

だから、途中でストーリーの整合性が激しくズレても、
「あ、あれ？いや、普通そこで打ち明けるし、
むしろ黙ってル方が不自然でわ？・・・」等々、
突っ込みどころ満載はデフォ。
分かってても面白いと思わせてくれるのが韓国ドラマの魅力なんでしょうね。
意地悪役はどこまでも意地悪。
でも、意地悪する理由は明確で理解もできる。
そして最後は必ずやられる。ｗ
徹底してるから。
そこ、大きなポイント。

韓国はみすぼらしかった国勢を認めても尚、
ありあまる魅力のある国だと思う。
まじめな話。
俳優や歌手の真剣さは日本芸能人は遠く及ばないよ。
だからこそ、本当に残念で仕方ない。
「韓国はこうあるべき国」それは佳い。
でも、格好悪い過去を認めることで、さらに尊敬は深まるものだけどね。

韓国が素直に日本をしたってくれてたら、
韓国が日本を追い抜いて大成したとしても
日本人は諸手を挙げて喜んだと思うよ。
本当に心から惜しみない拍手を贈ったと思うよ。
それだけに、本当に残念。

ただひとつ。
日本ではさほど有名ではないけど、とある俳優さんが、
ドラマの出演料を全額寄付してくれたんですよね。
「自分のギャラなんて少額だけど」って言って。
ペ・ヨンジュンさんもよく日本の被災地に寄付してくださってますよね。
よく、「さんざん日本で稼いだんだから」とか、
「どうせ何倍にもなって戻ってくるんだし」と言う意見を散見するけど、
少なくとも私は自分のお給料の半分だっても寄付出来ないし、
実際に彼らに救われた人がたくさんいるのだから、
私は感謝したいと思ってんです。